不妊治療に意味はある?効果的な治療をしよう!

あなたは不妊治療をしていて意味があるのかと思ったことはありませんか?    いつまで続くのか、一体どれだけのお金をかければ妊娠できるのか、治療の痛みや苦しみに耐えた先に、本当に赤ちゃんはやってきてくれるのか、、         そんな不妊治療に関する不安や疑問の解決、効果的な治療のススメを紹介します。

不妊治療を行う前にする不妊症検査の種類とは?

結婚して2年以上経つけど、なかなか子供ができない、、、

 

一度病院に行こうかと思っても、初めての婦人科は不安がいっぱいですよね。

 

病院で不妊の相談をすると、不妊症であるかどうかの基本的な検査が行われます。

 

でも、検査ってどんなことされるのかな?

 

そんなあなたの為に、不妊治療をする前に行われる検査の種類を紹介します。

 

不妊治療を行う前にする検査の種類は?


不妊症の検査には一般不妊検査特殊不妊検査の2種類があります。

 

一般不妊検査は、不妊症の原因を見つけるための基本的な検査のことです。

 

特殊不妊検査は、一般不妊検査でさらに詳しい検査が必要と診断された場合だけ受けます。

 

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女性の一般不妊検査

初診の時にする検査として、子宮の大きさや形、固さ、子宮頚部のガン検査、クラミジア抗原検査、血液検査(貧血、風疹、HIVなど)があります。

 

可能なら2~3ヶ月分の基礎体温表を持っていきましょう。

 

基礎体温表があれば、排卵があるか、ホルモンバランスは正常かなどを判断する材料になります。

 

また月経期ー卵胞期ー排卵期ー黄体期の月経周期に合わせて行う検査もあり、1~2ヶ月かかります。


1.月経期に行う検査

 

血液検査

採血をしてホルモンの分泌が正常か値を調べます。

 

2.卵胞期に行う検査(低温期)

 

血液検査

採血をして卵胞期に分泌が多くなる卵胞ホルモンの値を調べます。

 

 

超音波検査

膣の中に器具を入れて、子宮や卵巣、卵胞の発育状態を観察することができます。
子宮筋腫や子宮腺筋症、卵巣腫瘍などの病気も発見できます。

 


子宮卵管造影検査

膣の中にカテーテルを入れて造影剤を注入し、レントゲンをします。
子宮の奇形や卵管の詰まり、癒着がないか分かります。
この検査をすることで軽度の詰まりが取れて、妊娠率がアップします。

 

3.排卵期に行う検査

 

血液検査

排卵を即す黄体化ホルモンが分泌されているかを調べます。

 

 

超音波検査

卵胞の大きさを計ることで、排卵日が予測できます。

 


頸管粘液検査

頸管粘液(おりもの)の量、透明性、伸び具合などを調べます。

 


フーナーテスト

夫婦生活の後の頸管粘液を採取することで、精子の数や運動率が分かります。


4.黄体期に行う検査

 

血液検査

黄体期中期に採血し、黄体ホルモンが正常に分泌されているかを測定します。

 


超音波検査

子宮内膜の厚さや、排卵しているかどうかの確認をします。

 


子宮内膜組織検査

黄体期中期に、子宮内膜の着床の準備ができているか、黄体機能が正常かなどを調べます。

 

女性の特殊不妊検査


子宮鏡検査

膣から内視鏡を挿入して、子宮筋腫やポリープ、子宮の奇形、癒着の状態なども分かります。
軽い癒着を剥がしたりポリープの切除もできます。

 


腹腔鏡検査

卵管の癒着や子宮内膜症があったり、不妊の原因が分からない場合などに、骨盤内や卵管・卵巣周囲に異常がないかを確認するための検査です。
お腹に小さな穴を数カ所開け、そこから内視鏡を挿入して診察します。

体外受精や顕微授精へステップアップする前に受けることが多いです。
腹腔鏡なので体への負担は少ないですが、3日程入院します。

 


卵管鏡検査

卵管閉塞の疑いがある場合に、内視鏡を挿入して卵管内をチェックする検査です。
カテーテルの先のバルーンをふくらませて卵管を広げたり、癒着を剥がし、卵管の通りをよくすることもできます。

 

血液検査

採血をしてアンチ・ミューラリアンホルモンの分泌を調べることで、卵巣年齢が分かります。


精子抗体検査

フーナーテストの結果が良くない場合に行います。
精子抗体とは、精子を異物として攻撃するアレルギー反応のことです。


染色体検査

血液検査で染色体の数や構造に異常がないか調べます。

 

男性の一般不妊検査


血液検査

採血をしてホルモンの値を調べます。


一般精液検査

4~5日ほど禁欲してから採取した精液から、量、濃度、運動率、奇形、生存率などを調べる検査です。

 

 

男性の特殊不妊検査

 

血液検査

採血をして染色体の数や構造を調べます。

 


精巣組織検査

一般精液検査で無精子症や乏精子症と診断された場合、さらに詳しく調べる検査です。
精巣組織の一部を採取することで、精子が全くいないのか、造精機能の低下なのか、精管問題により精子の輸送が困難なのか分かります。

 


精管精嚢造影検査

精管の閉塞があるかどうかを調べる検査です。
陰嚢を少し切開し、造影剤を注入してレントゲンをして調べます。

 

 

おわりに

 

不妊症の検査はこんなにもたくさんあるのですね。

 

初めて病院に行かれる方は不安がいっぱいあると思いますが、ある程度検査の種類が分かっていると安心できますね。

 

不妊に悩むなら、まずは病院で検査をするべきです。

 

そこからどうするかはあなた次第ですから、後悔しないようにしたいですね。

不妊治療にかかる費用は医療保険が適用されない?

子供が欲しいのになかなかできない。

 

そこで病院で検査をしてみたら、子宮の病気が見つかってしまった、、、

 

結婚して子供のことを意識して初めて、自分に不妊系の病気があることを知る方は少なくありません。

 

そしていざ不妊治療が始まってみると、通院費がかさんだり、入院して手術しなければいけない場合もあります。

 

そんな時に気になるのが医療費のこと。

 

不妊治療にはお金がかかるって聞くけど、医療保険は適用されないのかな?

 

こんなことはなかなか相談できる相手もいなくて困ってしまいますよね。

 

そこで今回は、不妊治療にかかる費用と医療保険の適用について分かりやすく紹介したいと思います。

 

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医療保険には2種類あります

 

国や自治体の医療保険(保険証のこと)

会社員の健康保険や、公務員の共済組合、自営業者の国民健康保険のことです。

 

保険会社の医療保険(任意で加入する保険)

終身医療保険ガン保険、女性向け医療保険など、保険会社によって色々な種類があります。

 

不妊治療に医療保険は適用されるの?

 

保険会社の医療保険

 

不妊治療の場合、基本的に保険会社の医療保険は適用されません

 

不妊症は病気に含まれないからです。

 

ただし、不妊治療にかかる費用は医療保険は適用されませんが、不妊治療をすべき病気(子宮内膜症卵巣嚢腫、卵巣機能障害など)で入院や手術をすることになった場合は、保険が適用されることが多いです。

 

保険会社の医療保険に関しては、不妊治療中は医療保険に加入できない、医療保険の対象にならない手術など様々な条件があります。

 

また女性疾病特約などが付いている場合は、医療保険が適用され更にお見舞金などもある場合があります。

 

こちらは保険会社によって様々なので、心配な方は一度確認されることをオススメします。

 

国や自治体の医療保険

 

病院での基本的な診察や投薬は、医療保険が適用され治療費の3割負担で済みます

 

しかし人工授精や体外受精、顕微授精に関しては全額自己負担になります。

 

あまりに高額になるので、自治体によっては助成金の制度もあります。

 

不妊治療にかかる費用はどれくらいになるの?


不妊治療にかかる費用は人によって不妊の原因や期間が異なるため、トータルでは人それぞれになります。

 

1回の治療にかかる費用としては、

 

タイミング法   1000~3000円

人工授精    2~5万円

体外受精    30~50万円

顕微授精    60~100万円

 

となります。

 

これは妊娠するしないに関係なくこれだけの費用がかかるということであり、もし1回で妊娠しなければまたその費用がかかることになります。

 

おわりに

 

不妊治療にはかなりの費用を負担しなければいけません。

 

自治体の医療保険には助成金もありますが、地域によっては全くないところもあるのが現状です。

 

また保険会社の医療保険も、不妊治療を始める前に入っておく必要があるなど、制限もあります。

 

子供が欲しいということがこんなにも世間に受け入れられないのかと思うと悲しくなりますね。

 

もっと国を上げて不妊治療に苦しんでいる私達の支援を考えるべきではないでしょうか。

不妊治療の副作用で太ることがあるの?対策は?

不妊治療をしているとだんだん太ってきた、、、

 

あなたはそう感じることはないですか?

 

実際に不妊治療を始めてから太ったと感じる方は意外と多いようです。

 

それはなぜでしょうか。

 

そもそも不妊治療のせいなのでしょうか。

 

不妊治療の副作用で太ることがあるの?

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これには個人差があり、薬の服用とホルモンバランスの影響、ストレスで太る人もいる、ということです

 

太ると言っても極端に体重が増えるわけではないので安心して下さい。

 

不妊治療中は薬の影響で体調が悪くなったり、ストレスがたまりやすくなります。

 

中には食欲が落ちてしまう人もいますし、過食になってしまう人もいます。

 

ストレスがたまると人間は甘い物が欲しくなりますから、自分でも気づかないうちにおやつの量が増えていたり、間食をするようになっていたりしませんか?

 

このように、不妊治療の副作用だけで太ると判断できるのではなく、生活習慣の変化やストレスも関係しているということです。

 

太りやすくなる副作用の薬があるの?

 

ピル

ピルも不妊治療に使用されますが、長期間の服用はピルに含まれる女性ホルモンの影響により、太る女性が多いようです。

 

一般的に、食欲が増したりむくみが出たり、皮下脂肪がつきやすくなります。

排卵誘発剤

これも女性ホルモンが含まれているので、太りやすくなります。

 

しかしこれは薬によりホルモンの分泌を増やし、本来の不足していた分が補われることで太りやすくなっているということです。

 

排卵誘発剤のせいで太っているわけではなく、痩せていた人が本来の体重になったという場合が多いようです。

 

太りたくない!なにか対策はあるの?


一番大切なことは妊娠することですから、その為にバランスの良い食生活や適度な運動を心がけましょう。

 

またストレスを溜めこまないようにきちんと発散するように意識することも必要ですね。

 

薬の服用をやめたら体重が元に戻る場合もありますし、あまり気にしすぎてそれがストレスになってしまうのも良くありません。

 

妊娠にストレスは大敵ですからね。

 


もし、副作用で太ることがあまりにストレスになるなら、一旦薬の服用をお休みすることも必要になるでしょう。

 

ただし自分だけの判断でやめてしまうのではなく、必ず医師に相談しましょう。

 

おわりに


いずれにせよ不妊治療の副作用で太るというよりは、不妊治療のストレスのほうが影響しているのではないかと思います。

 

なかなか妊娠できない不安や、度重なる通院、薬や注射の身体的負担など、不妊治療にストレスは必ず付いて回るでしょう。

 

ストレスを感じてしまうのは仕方のないことですが、それをうまく発散できるように自分なりにコントロールすることが大切なのではないでしょうか。

不妊治療で使用されるクロミッドの副作用とは?

不妊治療の為に病院に通い出してから、身体の状態に合わせて薬を服用する機会が出てきます。

 

その中でも有名なのが、クロミッドです。

 

不妊治療をしていなくても名前くらいは聞いたことがある方もいるくらい、不妊治療の中では一番ポピュラーな薬かもしれません。

 

今回はそんなクロミッドの忘れてはいけない副作用のことについて調べてみました。

不妊治療に使用されるクロミッドの副作用とは?


クロミッド排卵誘発剤の1つで、自然に排卵することが難しい人に対して処方される薬です

 

クロミッドの効果としては、卵胞をきちんと育ててくれることや卵子排卵しやすい状態にしてくれることがあげられます。

 

不妊治療に使用される薬の中では比較的副作用が少ない為、まず最初に処方されることが多いです。

 

しかし副作用が少ないとはいえ、他の薬に比べたらということであり、副作用が全くないわけではありません。

 

不妊治療における薬の副作用は様々なものがありますから、きちんと自分で理解し納得した上で服用するようにしましょう。

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子宮内膜が薄くなる

クロミッドの副作用で一番有名なのが、子宮内膜が薄くなることではないでしょうか。

 

受精卵はふかふかの厚い子宮内膜を好みますから、薄い状態ではせっかく受精に成功した卵も着床することができません。

 

すぐに子宮内膜が薄くなるのではなく、大体3~4ヶ月目で現れるようです。

 

その間に妊娠に至れば良いですが、6ヶ月服用して妊娠しなければ他の排卵誘発剤に切り替えるか、一旦お休みすることになるでしょう。

 

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

クロミッドの副作用の中で一番危険なものが、卵巣過剰刺激症候群です。

 

これは薬によって卵巣が腫れて、お腹や胸に水がたまってしまう病気です。

 

自覚症状としては、体重増加、お腹の張り、腹部不快感、吐き気、嘔吐、乏尿、呼吸困難などがあります。

 

確率は低いですが、血栓症や腎不全など重症化してしまうと、命の危険がある場合もあります。

 

自覚症状があった時点で、医師に相談しましょう。

 

ただしクロミッドだけで症状がでることはほとんどなく、他にも強い排卵誘発剤と一緒に使用することで起こりやすくなります。

 

双子が生まれやすくなる

これはクロミッドを服用することで卵子が複数できてしまう為に起こります。

 

双子が生まれる確率は自然妊娠の場合は1%ですが、クロミッド服用者はなんと5%までになります。

 

妊娠を強く希望している方にとっては双子は嬉しいかもしれませんが、双子の場合は胎児にも母体にもリスクが出てきます。

 

経管粘液が減少する

経管粘液は、精子が子宮の中で動きやすくなるという働きがあります。

 

経管粘液が減少すると、精子卵子の元にたどり着く確率が低くなってしまいます。

 

頭痛、めまい、吐き気、腰痛

他に自覚症状がある副作用としては上記があります。

 

比較的我慢できるものではありますが、あまりにひどい場合は体質に合っていないことが考えられるので、無理せず医師に相談しましょう。

 

薬の副作用が原因でストレスが増えると、結果として妊娠を遠ざけてしまいますからね。

 

太ることがある

クロミッドの副作用のせいで太ったと感じる人は意外と多いです。

 

これはクロミッドがホルモンの分泌を増やし、本来の不足していた分が補われることで太りやすくなっているということです。

 

クロミッドのせいで太っているわけではなく、痩せていた人が本来の体重になったという場合が多いようです。

まとめ


不妊治療で使用されるクロミッドには、副作用が少ないとは言え注意しなければいけないことがたくさんありますね。

 

不妊治療を行う上で、安心して赤ちゃんをお迎えできるよう自分の身体の状態や薬への知識をしっかり持って臨むようにすることが大切ですね。

不妊治療でステップアップする時期とデメリットとは?

 

不妊治療をしてある程度の期間がたつと、ステップアップという言葉を耳にするかと思います。

 

実際に私は不妊治療をして1年4ヶ月になり、タイミング法とホルモン注射を行っています。(お休み期間もあり)

 

病院では、次のステップアップは人工授精だと言われています。

 

しかし私は1人目の子供をタイミングで授かっているのもあり、なかなか次のステップアップを踏み切れない状況です。

 

不妊治療をしている夫婦にとって、このステップアップの時期は大きな悩みの1つでもあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、不妊治療におけるステップアップの時期と、ステップアップすることのデメリットについて調べてみました。

不妊治療のステップアップとその時期の目安は?

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不妊治療には様々な方法がありますが、高度な生殖医療を使いより妊娠率が上がるようにすることをステップアップと言います。

 

タイミング法

不妊治療の最初のステップです。

 

年齢が若く、排卵がきちんと行われている場合は有効な手段です。

 

大体3~6回目でほとんどの方が妊娠に至ります

 

病院の方針によっても違いますが、長くても1年程度で次のステップアップをすすめられるようです。

 

人工授精

タイミング法では妊娠に至らなかったり、精子の運動率が低い場合は人工授精にステップアップします。

 

大体4~5回の人工授精で妊娠に至らない場合は、ステップアップをすすめるようです。

 

しかし人工授精は金額もあまり高くなく、最近では気軽にトライする夫婦が増えているようです。

 

ただここで諦めきれず何回もトライしてしまい、結果として体外受精に踏み切る時期が遅くなるというケースもあります。

 

体外授精

人工授精でも妊娠に至らなかった場合は、体外授精にステップアップします。

 

最近では不妊治療をする人の年齢も高くなっていて、タイミングのあとすぐに体外受精にジャンプアップする夫婦も増えているようです。

 

理由は、人工授精の妊娠率は自然妊娠とさほど変わらないのに対し、体外受精は4~5倍に上がるからです。

 

顕微授精

これは無精子症や卵管閉鎖など、重度の不妊の原因がある場合に有効な方法です。

 

ただし特殊なケースになるので、体外受精と比べて妊娠率が高くなるというわけではありません。

 

ステップアップする時期はどう考えればいいの?


ステップアップするかどうかは、夫婦それぞれで考え方が異なります。

 

あくまで自然妊娠にこだわるのか、年齢的なリミットや不妊症になっている原因によっても変わってくるでしょう。

 

タイミングは自然妊娠に近い形だけど、人工授精は躊躇する、人工授精は抵抗なくできるが、体外受精は躊躇する、とここの二つでステップアップを悩む夫婦がとても多いです。

 

そんな時は、しっかり夫婦で子供を作ることについてよく考えることが大切です。

 

どんな方法でもいいから子供が欲しいのか、自然に任せるのでも納得できるのか、それは人それぞれです。

 

多くの場合は女性よりも男性のほうがステップアップに躊躇してしまいます。

 

そんな時は、いつまでこの方法を続けるのか、次のステップアップの時期をある程度決めておくことも必要です。

 

ステップアップのデメリットは?

 

期間が長い

ステップアップを段階ごとに進めていくうちに、多くの月日が流れてしまいます。

 

タイミングを1年行った後に、人工受精を5~6回していてはあっという間に2年ほど経ってしまいます。

 

不妊治療を始めた年齢が高い方は、2年という期間はあまりに長すぎます。

 

金銭的負担が大きい

タイミングは1回1000~3000円ですが、人工授精は3~10万円、体外受精は30~50万円、顕微授精は60万くらいになります。

 

1回だけで晴れて妊娠に至れば良いのですが、その保証もなくこの金額を何度も出すことはあまりに負担が大きすぎますね。

 

身体的負担になる

排卵誘発剤は長期間の使用は子宮内膜を薄くしてかえって妊娠しにくい身体を作ってしまいます。

 

また無理に排卵させたり卵子をたくさん作ったりすることが、果たして身体に良いと思いますか?

 

自分では気付かないうちに身体は悲鳴をあげていきます。

 

精神的負担になる

人工授精をしても妊娠できなかった、体外受精も失敗してしまった。

 

私は子供を産めないんじゃないか、、、

と考えれば考えるほど大きなストレスになって妊娠を遠ざけてしまいます。

 

まとめ

不妊治療におけるステップアップの時期は、まず夫婦できちんと話し合うことが大切です。

 

ステップアップしてでも子供が欲しいのか、その気持ちが夫婦で一致するのか。

 

ステップアップする時期を決めるのは、夫婦それぞれで違います。

 

いつまでも確率の低い治療を続けるよりも、確率の高い治療を行ってしまったほうがすぐに妊娠できるかもしれません。

 

妊娠できる時期は限られていますから、大切な時期を逃して後悔しないようにしてくださいね。

不妊治療をしていてノイローゼになりそうなあなたへ

あなたは不妊治療をしていて、自分の心を保つことができていますか?

 

私も不妊治療の経験者ですが、赤ちゃんができるまでは周囲の妊娠報告がとても羨ましかったり、街で妊婦さんを見かけると良いなあといつも思っていました。

 

中には家族や親戚から子供はまだ?と聞かれる方もいるでしょう。

 

毎月の治療を頑張っているのに、いつも生理が来てしまい、人生のどん底のように大泣き、、、

 

実際に不妊治療をしている方は、子供ができない自分への悔しさや悲しみ、周囲からのストレスなどにより、ノイローゼになることが多いようです。

 

しかしそうなってしまっては、あなたの心はストレスの塊になってしまい、肝心の赤ちゃんはやってきてくれないかもしれません。

 

では、どうすればノイローゼになるのを回避できるのでしょう。

 

不妊治療をしていてノイローゼになりそうな時はどうする?

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今の自分を楽しみ、満足できる生活をする

 

あなたは今趣味や好きなことをしていますか?

 

不妊治療でノイローゼになる方は、どうしても生活に制限をして窮屈な思いをしてしまいがちです。

 

不妊治療のことを考えれば考えるほど、よりつらく悲しくなるだけです。

 

自分で自分を追い込んでしまっているんですね。

 

不妊治療ももちろん大切ですが、自分の好きなことに打ち込み、それを忘れられる時間を持ちましょう。

 

 

ストレスを解消しよう

 

ストレスは妊娠の大敵であり、何もプラスになりません。

 

ノイローゼになりそうと自分で思っているあなたは、もうすでになっているのかもしれません。

 

そんな負の感情ばかり溜めこんでいては、どんどん悪循環に陥ってしまいます。

 

何でもいいので、とにかくストレス解消できることをしましょう。

 

オススメは運動することです。

 

例え普段運動しない人でも、身体を動かすことはとても大切だし妊娠しやすい身体づくりができます。

 

またカラオケに行ったり、ショッピングを楽しんだり、旅行したり。

 

あなたなりのストレス解消法で、自分を癒してあげましょう。

 

 

旦那さんと仲良くしよう

 

今は子供が欲しくて不妊治療を行っていますが、あなたが結婚したのは旦那さんが好きだからですよね。

 

まず、旦那さんありきの人生です。

 

子供のことばかり考えていると、旦那さんのことがおろそかになってしまい不妊治療もうまくいきません。

 

「旦那に申し訳なくて、、」と考える方もいますが、不妊の原因は半々です。

 

あなただけが悪い訳じゃないし、そんな感情を持つ必要はありません。

 

一緒に克服しようと気持ちを共にすることが大切です。

 

 

一生夫婦二人だけでも楽しいと思えるようにしよう

 

子供がいたらいたで、お金はかかるしストレスはたまるし、自分の好きなことだってできなくなります。

 

「もし子供ができなくても、夫婦二人でいたらきっと楽しいよ」と旦那さんと話をするのも良いですね。

 

決して子供ができないと人生が終わってしまう訳ではありません。

 

逆に、そう思ってしまうことが大きなストレスになり妊娠を遠ざけていると思いませんか?

 

妊娠できないかもしれないことは考えておいて結構ですが、それをひたすら不安に思いノイローゼになってしまうのではなく、そうなった時に後悔しないように今自分にできることは精一杯やりましょう。

 

そうすることで前向きにもなれるし、妊娠できる身体づくりにもつながりますね。

 

 

おわりに

 

不妊治療をしている方の精神的・身体的ストレスは、経験した人でないと分かりません。

 

自分だけが感じる劣等感・孤独感・妬み・悔しさなど負の感情のオンパレードで、ノイローゼになっても決しておかしくありません。

 

あなただけではないので安心して下さい。

 

しかし目標は妊娠することですから、いつまでもここに留まっているわけにはいきません。

 

妊娠に向けて気持ちを新たに切り替えてみてはいかがでしょう。

不妊治療に疲れた人には整体をするのが効果的?

不妊治療をずっとしているけど、全然赤ちゃんがやってきてくれない。

 

このまま続けようかお休みしようか、、、でも赤ちゃんは絶対に欲しいし、、、

なんて悩んでいる方いませんか?


不妊治療は先の見えないもので、長く続けることは身体的にも精神的にも、また金銭的にもかなりの負担になります。


そんなあなたにオススメなのが、整体です。

 

今、不妊治療に特化した整体がとても増えているんです。

 

不妊治療に特化した整体ってどんなことをするの?

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整体とは、漢字のごとく「身体を整える」という意味です。

 

具体的には、身体の歪みを手技で矯正することで、様々な不調を調整します。

 

その中でも不妊症に特化した整体と言うのは、整体師が不妊症に関する知識と技術を駆使し、不妊の原因となっている身体のゆがみを矯正することで、妊娠しやすい身体づくりを行ってくれるのです。

 

不妊治療で行われるものとは違いますね。

 

身体のゆがみを矯正することで妊娠できる?


身体のゆがみと言うのは、なかなか自分で自覚できるものではありません。

 

しかし実際に診てみると、身体のゆがみのせいで色々な不調が起きている方はとても多いそうです。

 

身体にゆがみがあると、血液循環が悪くなり、冷え性やホルモンバランスの乱れにつながります。

 

肩こりや疲れがとれない、足のむくみなど思い当たることはありませんか?

 

私はとっても当てはまります。。


整体では、まず母親の身体を整えることで、自然と赤ちゃんを授かることができると考えられています。

 

「身体を整える=妊娠しやすい身体づくり」ということですね。

 

なぜ不妊治療に疲れた人に整体が効果的なの?


不妊治療では薬を多用した治療を行いますから、身体はかなり無理をしてボロボロになっているかもしれません。

 

特に長く通っている方や40歳以上の方は、誘発剤の多用で採卵ができなかったり卵子の質が低下してしまったりということが考えられます。

 

また治療による精神的ストレスもあります。

 

そんなボロボロの身体に赤ちゃんはやってきてくれるでしょうか。


整体ではそんな身体の悲鳴を感じ取り、まず母体の健康を取り戻します。

 

自然のままの身体に優しい手技を行うことが、今のあなたに最も必要なことではないでしょうか。

 

そうして心身共にストレスを解消し、健康な元の身体に戻してあげることで妊娠しやすい身体ができあがるのです。

 

どこの整体でもいいの?


いくら近くにあるからと言っても、不妊治療を扱っていない整体はあまりオススメできません。

 

同じ整体師でも、不妊治療の知識を持つ整体院でないと的確な不妊症向きのメニューを組むことは難しいからです。

 

不妊治療を扱っている整体院なら、あなたがどんな薬を飲んでどんな治療を受けているのか、身体が今どうなっているかを把握した上で身体の状態に合ったベストな治療をしてくれます。

 

より効果的でリスクのない治療を受けることができますね。

 

多少家から遠くても、不妊治療の整体院に通った方が安心です。

 

おわりに


不妊治療中はただひたすらに先生の言うことを信じて、薬の多用やステップアップを行いがちです。

 

もちろんそれも必要なことですが、身体の悲鳴をちゃんと感じれるようにしましょう。

 

あなたの身体はあなたにしか分かりません。

 

整体は身体に無理のない治療なので、もちろん不妊治療と併用することも可能です。

 

一度立ち止まってみて、何が今の自分に必要なのかよく考えてみて下さい。

 

不妊治療で妊娠するにはカイロプラティックが効果的?

あなたはカイロプラクティックという言葉を聞いたことはありますか?

 

実は、今私がとても気になっている不妊治療にも効果的と言われているのが、カイロプラティックなんです。

 

簡単に言うと、整体と同じ身体療法の1つです。

 

そして最近では、不妊症の方向けにカイロプラティックのメニューを組んでおられるところがとても増えてきています。

 

カイロプラティックってどんなことをするの?

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骨盤の矯正

不妊治療にも効果的な一番の目的は、骨盤の矯正です。

 

不妊症の原因の一つに、骨盤のゆがみがあるからです。

 

骨盤がゆがむと、上にある臓器が落ちてきてしまい、結果として子宮や卵巣もゆがんでしまうのです。

 

そして子宮や卵巣のゆがみは排卵や受精・着床させる機能までも低下させてしまいます。

 

特に二人目不妊で悩む方の中には、一人目の出産後に骨盤がゆがみ、それが不妊の原因になっている場合があります。


骨盤のゆがみを直し、本来あるべき場所に子宮を戻してあげることが妊娠率アップにつながるのです!

 

内臓の調整

内臓の機能が低下すると、その下にある子宮は圧迫され機能が低下してしまいます。

 

内臓にたまった毒素を排出して、環境を整え正しい位置に戻してくれます。

 

身体の不調を解消し、バランスを整える

あなたは冷え性や腰痛、肩こり、疲れがなかなか取れない、風邪を引きやすいなど、何らかの身体の不調はないですか?

 

不妊治療している方の多くは、身体のあらゆる不調を訴えられます。

 

またあまり自覚がない場合でも身体全体のバランスを整えることにより、不調を解消したり、代謝をアップさせたりします。

 

身体の不調がなくなることでストレスも緩和され、より妊娠しやすい身体に体質を改善することができます

 

カイロプラティックの料金や頻度は?


これはそのカイロプラティックの方針によって様々ですが、1回5000~10000円が多いようです。

 

そしてカイロプラティックの効果をちゃんと感じる為には、ある程度通院する必要があります。

 

基本的には、週1回が治療の目安のようです。

 

また血液が入れ替わるのが3ヶ月と言われているため、約3ヶ月間の治療になるようです。

 

トータルして計算すると、、、高いですね。

 

しかしそれだけの価値があるということです。

 

おわりに


私が気にはなっているけどなかなか足を踏み入れることができないのは、上記に原因が、、、涙


でも、カイロプラティックに通って骨盤のゆがみが取れてすぐに妊娠した!という話はたくさん聞きます。

 

だからとても効果があるということは分かります。

 

不妊治療している方は、多かれ少なかれお金と時間を使い、精神的にも身体的にも負担になっている方が多いです。

 

不妊治療と聞くと、「またか、、」と嫌になってしまいそうですが、カイロプラティックなら身体の調子を整えることを目的としているので、不妊だけに固執していません。

 

たまには見方を変えて、カイロプラティックを試してみるのもいいかもしれませんね。

 

不妊治療の卵管造影は造影剤によって痛みが違う?

不妊治療を始めたばかりの頃、まずは不妊の原因になる病気がないか基本的な検査を行います。

 

その中でも特に痛いと言われるのが、子宮卵管造影検査

 

これは不妊治療の第一関門とも言われる、とても有名な検査です。

 

今回は私の体験から、検査について紹介していきます。

 

子宮卵管造影検査って何?


子宮の形や卵管の詰まり具合をみる検査です。

 

精子卵子の出会う場所である卵管に詰まりがあると、受精に影響が出てしまうのです。


どのような検査かと言うと、、、

 

膣から子宮にカテーテルを入れて、そこから造影剤を注入してレントゲン撮影を行います。

 

想像するだけで痛そうですね。

子宮卵管造影検査で何が分かるの?

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この検査を行うことで、

 

・卵管に詰まりがないか
・子宮の形に異常はないか
・子宮粘膜下筋腫がないか
・卵管に癒着がないか

 

ということが分かります。


私の場合は、子宮内膜症で癒着による卵管の詰まりが考えられる為、この検査はとても効果的だということでした。

 

なんと、検査を受けることで軽度の卵管の詰まり、癒着などがなくなってきれいになるというのです。

 

検査と治療を兼ねているなんてすごいですよね。


そう!

 

実はこの検査を受ける最大のメリットは、卵管の詰まりがなくなることで、検査後6ヶ月間はゴールデン期間と呼ばれ、妊娠しやすくなるんです!!

 

私も検査後4ヶ月で一人目の子を妊娠することができました。

 

実際に検査後80%の方が妊娠するそうです。

 

驚異の妊娠率ですね。

 

卵管造影検査って痛いの?

 

病院で卵管造影検査について話があった方は調べたかもしれませんが、これは痛くて有名ということも聞きます。

 

中には気絶するほど痛かった、あまりの痛みで途中でやめてもらった、冷や汗が止まらなかったなど恐怖を倍増させるようなこともちらほら。

 

では、実際はどうなのでしょうか。


私の場合は、痛みはあったけど、そんなに想像していたほどの痛みではありませんでした。

 

検査前に色々調べて、かなり痛いと覚悟していたからでしょうか。

 

いいえ、実は子宮卵管造影検査に使用される造影剤には、二種類あるんです。

 

油性造影剤と水性造影剤ってなに?


検査で使用される造影剤には油性水性があります。

 

昔は油性造影剤でしたが、最近は水性造影剤も多く使用されています。

 

油性造影剤は、妊娠率に優れていてレントゲンでもはっきり写って見やすいです。

しかし炎症やアレルギーの原因になることも。


水性造影剤は、痛みがなく検査時間も早いです。

 

しかし写りが悪く、薬剤が高い(油性の8倍)です。


油性造影剤と水性造影剤は、どちらを使用するかは病院や医師の判断によって違います。

 

検査前に医師に確認してみましょう。

 

水性造影剤なら痛くない?

 

基本的に水性造影剤も油性造影剤も、痛みを感じるものではありません。

 

ただし痛みにも個人差がありますし、バルーンや造影剤を入れるので痛みを伴ってもおかしくありません。

 

病院の看護師さんが言うには、先生の腕によっても変わるそうです。

 

確かに内診なんかは先生によって全然痛みが違いますからね。

 

妙に納得しました。

これから造影検査を受ける方へ


卵管造影検査は、そこまで痛いものではありません。

 

この先妊娠出産になると、もっと痛い思いをすることなんてたくさんあります。

 

それに比べればへっちゃらです。

 

と、自分に言い聞かせて前向きに検査に臨みましょう。

 

これを乗り切れば、ゴールデン期間が待っていますから、そのメリットの方がはるかに大きいですよ♪

 

不妊治療に効果的な漢方薬は保険が効くの?

あなたは「漢方薬」と聞くと、どこで処方してもらえるか分かりますか?

 

私の住む町だと、かかりつけの総合病院に漢方専門の科があります。

 

また薬局で「子宝相談承ります」などと書いてあるところは、漢方薬を取り扱っておられると言うことです。

 


漢方薬は高いというイメージがある方もいるかもしれません。

 

それは、漢方薬には保険が効く場合と効かない場合の二種類があるからです。

 

今回は不妊治療に効果的な漢方薬の保険や価格のことについて紹介します。

 

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保険が効く漢方ってなに?

 

保険が効く漢方とはつまり、病院で処方された医療用漢方製剤のことです。

 

これは病気の症状を回復させることを目的としているため、保険が適用されます。

 

保険が効くので3割負担となり、値段は月に1500円~3000円程度です。

保険が効かない漢方ってなに?

 

反対に保険が効かない漢方とは、漢方薬局などで売られている一般用漢方製剤のことです。

 

保険が効かないということは、値段も高くなります。

 

漢方は症状に合わせて処方されるため一人一人違いはありますが、大体月に1~3万円くらいかかるようです。

 

結構な出費ですよね。

 

しかし病院で処方される漢方でも、健康増進や体質改善を目的としたものについては、保険が効きません。

 

詳しくは病院で尋ねてみると良いでしょう。

 

保険が効く漢方と効かない漢方の違いは?


病院が取り扱う保険が効く漢方は、エキス剤と呼ばれるものです。

 

反対に薬局が取り扱う保険が効かない漢方は、生薬を配合したものです。

 

なんとなく分かるかと思いますが、薬局の生薬と比べると、薬の内容は同じであっても、エキス剤の方は効果が弱いということですね。

 

値段に比例して効果も高くなるということです。

 

保険が効く漢方と効かない漢方、どっちがいいの?


これはどっちがいい!と強くお勧めできるものではなく、個人の判断になります。

 

漢方薬は効果が出るまでに時間がかかるので、ある程度続けることが大切です。

 

しかしあまりに値段が高くなると、長期的に続けることが難しくなります。

 

ただでさえ不妊治療にはお金がかかりますからね。

 

自分がどこまで不妊治療に対してお金をかけることができるかによっても違ってくるのではないでしょうか。

 

おわりに


いかがでしたか?

 

私は現在不妊治療中ですが、漢方にはまだ挑戦したことがありませんでした。

 

幸いかかりつけの病院に漢方の取り扱いのある科があるので、次回担当の先生に相談してみようと思います。

 

不妊治療している方にとっては、一日でも早く妊娠する為にも、できることは何でもしてみたくなりますよね。

 

どこに重点を置くかは人それぞれですが、自分に合っていて継続できることをすることが妊娠への近道なのではないでしょうか。