不妊治療に意味はある?効果的な治療をしよう!

あなたは不妊治療をしていて意味があるのかと思ったことはありませんか?    いつまで続くのか、一体どれだけのお金をかければ妊娠できるのか、治療の痛みや苦しみに耐えた先に、本当に赤ちゃんはやってきてくれるのか、、         そんな不妊治療に関する不安や疑問の解決、効果的な治療のススメを紹介します。

不妊治療中は自宅で簡単なツボ押しが効果的!

不妊治療にストレスは大敵と言いますが、日々の生活や疲れでどうしてもストレスは溜まってしまうものです。

 

また不妊治療で病院に通うことは、思っている以上にストレスが溜まっています。

 

そんな毎日を送っていると、身体はどんどん調子が悪くなり、妊娠しにくい状態になってしまいます。

 


そんな時の改善法として私がオススメするのは、ツボ押しです。

 

ツボ押しの一番良いところは、場所や時間を気にすることなく自分で簡単にできることです。

 

不妊治療している方にとっては、通院費に治療費、毎日のサプリなどなにかと出費がかさみますよね。

 

また仕事をしながらの通院は、時間も取られ毎日忙しく過ごしていることでしょう。

 

そんな方でも、自分でツボ押しを行うだけなのでお金も時間もかからずとってもオススメ!

 

今回は、不妊治療中の方が妊娠しやすい身体になるために効果的な、ツボ押しを紹介していきます。

 

どうして不妊治療中にツボ押しが効果的なの?

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不妊症の原因は人それぞれです。

 

しかし不妊症になる方のほとんどに言えること、それは身体全体が妊娠しにくい状態になっているんです。

 

妊娠しにくい状態とは、ストレスが溜まっていたり、疲れていたり、身体が冷えていたりすること。

 

また不妊治療で薬を服用している身体は、期間が長くなるにつれ無理をしてボロボロになってしまいます。

 

自分では気付かないうちにこんな状態に陥り、結果として妊娠しにくい身体を作りあげてしまっているのです。

 

そんな妊娠しにくい身体、つまり不妊治療中にこそ、ツボ押しがとても効果的なのです。

 

ツボ押しの効果とは?


ツボ押しは、身体の気の流れに沿って存在するツボを直接指で刺激して、身体の状態を整えたり、活性化させてくれる効果があります。

 

特に足の裏を見れば身体全体の健康状態が分かると言われるほど、ツボには様々な身体のSOSが隠れているのです。

 

中には不妊症に効果的な、子宮や生殖器に直接作用するツボもあります。

 

不妊治療中の方はツボ押しをすることによって、血の巡りが良くなりホルモンバランスが整うことで妊娠しやすい身体に変わるのです。

 

自宅でできる簡単なツボ押しは?


それでは、自宅でできる簡単なツボ押しを紹介します。

 

これらは即効性のあるものではなく毎日続けることが大切なので、簡単にできることが大前提ですね。

 

毎日行うことは、簡単でないと続きませんからね。

 

ツボ押しは基本的に1日2回、少し強めに押して「痛いけど気持ちいい」と思えるくらいにしましょう。

 

血行が良くなったお風呂上りがオススメ。

リラックスしながら行いましょう。

 

くるぶし

不妊症にとても効果的な三陰交と言われるツボです。


ホルモンバランスを整えたり足の冷え、むくみなどを改善してくれます。

 

内くるぶしから、指4本分上に上がったところを押しましょう。
骨とアキレス腱の間のラインです。

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親指

足の親指の裏側、真ん中にあります。
ホルモンバランスを整えてくれます。

かかと

不妊症でかかとがカサカサしていたり、硬くなっている方はとても多いです。
それは冷え性や生理不順の原因になります。


中指から真っ直ぐ下に下りてきたところを押しましょう。

 

おわりに


不妊治療中の方にとってツボ押しはとても効果的なのですね。

 

また自宅で手軽にできるのも良いと思います。

 

毎日続けることが大切なので、無理しない範囲でぜひ試して見られてはいかがですか?

不妊治療は何歳まで受けることができるの?

不妊治療をしていても、なかなか妊娠することができない、、、

 

もうすぐ40歳になってしまうけど、いつまで不妊治療を続けることができるのかな?と不安になったあなた。

 

最近の晩婚化の影響で、不妊治療を始める年齢がどんどん遅くなっているそうです。

 

35歳を過ぎたら高齢出産だと言われますが、それでは不妊治療自体は一体何歳まで受けることができるのでしょうか。

 

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不妊治療は何歳まで受けることができるの?


基本的に不妊治療は、何歳でも受けることができます

 

その証拠に、ギネス世界記録の最高齢での出産記録は、スペイン人の66歳です。

日本人では60歳の方になります。

 

(ただしこれらは第三者の卵子提供からの体外受精での妊娠なので、日本では許可されていません。)

 

不妊治療自体は何歳でも受けることは可能ですが、年齢が上がるにつれ成功率が低くなります。

 

40歳までは不妊治療により妊娠できる?


一般的に35歳を過ぎると高齢出産となりますが、不妊治療をしている方の多くが35~40歳になるでしょう。

皆さん勘違いされやすいのが、生理がある=排卵している=妊娠できると思っておられる方がとても多いです。

 

卵巣の機能や女性ホルモンの分泌量は37~38歳で急激に低下します

 

これにより、生理はあるものの、卵子が作られなかったり質が悪く流産しやすくなってしまうのです。

 

そのため不妊治療により妊娠できるのは41~42歳までが限界で、これ以降はなかなか難しくなってしまいます。


もちろん中には45歳で出産している方もいますので、可能性がないわけではありませんがかなり低く、また赤ちゃんや母体へのリスクも覚悟する必要が出てきます。

 

40歳以上の不妊治療での妊娠率は?


可能性が低いと分かっていても、どうしても諦めきれない夫婦はたくさんいます。

 

具体的な妊娠率は、

35歳23.2%
40歳13.7%
45歳2.4%

となっています。

 

これを高いと感じるか低いと感じるかは人それぞれですが、40歳を過ぎて妊娠している方はたくさんおられると思うと、心強く思いませんか?

 

だって40歳になっても100人のうち13人も妊娠に至るわけですから、諦めないでチャレンジする意味は必ずあることでしょう。

 

実際に不妊治療を何歳まで続けている?


それでは実際に不妊治療をしている方は、何歳まで続けているのでしょう。

 

不妊治療の専門医の意見では、42歳までは不妊治療をすすめるそうです。

 

しかしそれ以降は、治療による疲れや諦め、閉経近くの体調不良などから徐々に治療をする方が減っていくそうです。

 

おわりに


妊娠を心から待ち望んでいる人にとっては、不妊治療により妊娠する可能性があるのが何歳までなのかはとても大切なことですよね。

 

自分が頑張れることをすべてやり尽くすまでは、絶対に諦めないほうが良いと思います。

 

あなたの元に赤ちゃんがやってきてくれることを心から祈っています。

肥満だと不妊治療しても妊娠できないって本当?

子供が欲しいのに、なかなかできない。

 

そんな夫婦はたくさんおられます。

 

しかし自分が妊娠できない原因をちゃんと知っている方は意外と少ないんです。

 

その中でも、肥満が原因になっている場合。

 

あなたは肥満が不妊の原因になることを知っていましたか?

 

最近、私はストレスから過食の方向に行ってしまい太ってきたことが気になっています。

 

そこで今回は、肥満と不妊の関係について紹介していきます。

 

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肥満だと不妊治療しても妊娠できないって本当?


肥満だと妊娠できないということはありませんが、肥満のせいで妊娠しにくい身体になってしまうのです。

 

肥満の方の不妊の原因としては、卵巣の皮が厚くなり卵子の質が悪くなったり排卵に障害が出てくることが挙げられます。

 

また肥満の方は血流が悪く冷え性になりやすいです。

 

偏った食生活や生理周期の乱れ、ストレスによる過食など、肥満が原因で妊娠しにくい身体にしてしまっているんですね。

 

BMIを参考に肥満かどうか見てみよう!


自分が肥満であるかどうかは、以下で計算することができます。

 

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)=BMI


18未満・・・痩せぎみです。

18~24・・・標準です。理想的な体型=妊娠しやすい

25以上・・・肥満です。

 

肥満が原因で不妊の病気になる?


多嚢胞性卵巣症候群になる可能性があります。

 

これは卵巣内に卵がたくさんあるのに、排卵が起こりにくい状態になっている病気です。

 

月経不順や無月経、多毛、ニキビ、月経過多、出血が止まらないなどの症状はありませんか?

 

肥満の方は男性ホルモンを蓄える性質があり、その結果ホルモンの働きがおかしくなってしまうのです。

 

肥満だけど不妊治療することで妊娠できる人もいる?


もちろん不妊症になっている原因は人それぞれなので、肥満でも不妊治療をすることによって妊娠できる人はたくさんいるでしょう。

 

ただ不妊治療には時間とお金がかかりますから、それだけ不妊治療を頑張りたいのなら、少しでも肥満をなんとかする努力もしたほうが良いです。

 

バランスの良い食生活や適度な運動は、ダイエットにも妊活にも有効ですから。

 

それに妊娠してしまうと更に太ってしまい、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病のリスクも出てくるのです。

 

無事に元気な赤ちゃんを産みたいなら、できる限りのダイエットはしたほうが良さそうです。

 

おわりに


妊娠する為には理想体重がベストなのですね。

 

元気な赤ちゃんを産む為には肥満をなんとかして、妊娠しやすい身体にしなければいけません。

 

ただでさえストレスの溜まりやすい不妊治療において、ダイエットもするのは余計にストレスになりそう、、、

 

と考えてしまうのがダメなのですね!

 

バランスの良い食事と適度な運動!

 

それによって理想体重と、元気な赤ちゃんが手に入ることを願って、あなたも頑張ってみませんか?

不妊治療をする病院を転院したい時はどうする?

私は今の病院で不妊治療を受け始めて、1年4ヶ月になります。

 

その間1回の流産がありました。

 

しかし最近、本当にこの病院で妊娠することができるのか疑問を感じるようになりました。

 

そして不妊治療専門の病院へ転院したいと思うようになったのです。

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不妊治療の病院を転院したいと思うきっかけは?


不妊治療をしている病院を転院したいと思うきっかけは、人それぞれ違うと思います。

 

私の場合は、治療方針でした。

 

無理してホルモン注射しても排卵しないのに何度も続けてみたり、漢方薬が欲しいと言ったら一般的な不妊症の漢方薬を出すだけで、私の身体のことは一切聞かれなかったり、、、

 

中には先生と相性が合わなかったり、検査や治療内容の説明が不十分で不安が大きかったり、特に治療期間が長くなるとこのままでいいのかと心配になる人もいることでしょう。

 

そもそも子供が欲しくて通院するわけですが、通院自体が嫌になってしまうようではストレスになるので、無理をしてでも通い続ける必要はありません。

 

不妊治療の病院を転院したいと思ったらどうすればいい?


まずは、通える範囲内で良い不妊治療の病院がないか探してみましょう。

 

そして転院する際には、今までの検査データをもらう必要があります。

 

不妊治療は検査に時間がかかり、また年齢が高くなるにつれ妊娠率は低下していきます。

 

それまでの時間と治療してきたことを無駄にしない為にも、転院する前に必ずデータをもらいましょう。

 

転院したいという意思を先生に伝える時は?


正直に他の不妊治療の病院に転院したいと言ってもいいですが、あまり気持ちのいいものではありませんね。

 

また今までの検査データももらう必要があるので、なるべく角が立たないように済ませたいでしょう。

 

そんな時は、「引っ越しをすることになって転院しなければいけない」と伝えるのがオススメです。

 

次の病院がどこなのかは分かりませんし、これなら先生も納得して検査データを渡してくれるでしょう。

 

転院したいと思ったら、一旦お休みするというのもあり?


転院したいと思うきっかけは人それぞれですが、何かしら通院がストレスになっているからですよね。

 

治療がストレスになってしまっては、妊娠しやすいとは言えません。

 

そんな時は、一旦治療をお休みして違う方面からのアプローチを考えるのもありだと思います。

 

具体的には、漢方やカイロプラティック、整体などですね。

 

不妊治療とはまた違った働きかけをすることで、新たな発見があるかもしれません。

 

おわりに


不妊治療をしていく上で、病院との付き合い方や先生の方針など治療とはまた違ったことでストレスを感じる人は少なくありません。

 

先生と相談をしっかりして、気になることは質問して納得した治療をしましょう。

 

不妊治療は長い期間、多くのお金をかけることになりますので、自分でしっかり納得した上で病院を選びましょう。

不妊治療を行う前にする不妊症検査の種類とは?

結婚して2年以上経つけど、なかなか子供ができない、、、

 

一度病院に行こうかと思っても、初めての婦人科は不安がいっぱいですよね。

 

病院で不妊の相談をすると、不妊症であるかどうかの基本的な検査が行われます。

 

でも、検査ってどんなことされるのかな?

 

そんなあなたの為に、不妊治療をする前に行われる検査の種類を紹介します。

 

不妊治療を行う前にする検査の種類は?


不妊症の検査には一般不妊検査特殊不妊検査の2種類があります。

 

一般不妊検査は、不妊症の原因を見つけるための基本的な検査のことです。

 

特殊不妊検査は、一般不妊検査でさらに詳しい検査が必要と診断された場合だけ受けます。

 

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女性の一般不妊検査

初診の時にする検査として、子宮の大きさや形、固さ、子宮頚部のガン検査、クラミジア抗原検査、血液検査(貧血、風疹、HIVなど)があります。

 

可能なら2~3ヶ月分の基礎体温表を持っていきましょう。

 

基礎体温表があれば、排卵があるか、ホルモンバランスは正常かなどを判断する材料になります。

 

また月経期ー卵胞期ー排卵期ー黄体期の月経周期に合わせて行う検査もあり、1~2ヶ月かかります。


1.月経期に行う検査

 

血液検査

採血をしてホルモンの分泌が正常か値を調べます。

 

2.卵胞期に行う検査(低温期)

 

血液検査

採血をして卵胞期に分泌が多くなる卵胞ホルモンの値を調べます。

 

 

超音波検査

膣の中に器具を入れて、子宮や卵巣、卵胞の発育状態を観察することができます。
子宮筋腫や子宮腺筋症、卵巣腫瘍などの病気も発見できます。

 


子宮卵管造影検査

膣の中にカテーテルを入れて造影剤を注入し、レントゲンをします。
子宮の奇形や卵管の詰まり、癒着がないか分かります。
この検査をすることで軽度の詰まりが取れて、妊娠率がアップします。

 

3.排卵期に行う検査

 

血液検査

排卵を即す黄体化ホルモンが分泌されているかを調べます。

 

 

超音波検査

卵胞の大きさを計ることで、排卵日が予測できます。

 


頸管粘液検査

頸管粘液(おりもの)の量、透明性、伸び具合などを調べます。

 


フーナーテスト

夫婦生活の後の頸管粘液を採取することで、精子の数や運動率が分かります。


4.黄体期に行う検査

 

血液検査

黄体期中期に採血し、黄体ホルモンが正常に分泌されているかを測定します。

 


超音波検査

子宮内膜の厚さや、排卵しているかどうかの確認をします。

 


子宮内膜組織検査

黄体期中期に、子宮内膜の着床の準備ができているか、黄体機能が正常かなどを調べます。

 

女性の特殊不妊検査


子宮鏡検査

膣から内視鏡を挿入して、子宮筋腫やポリープ、子宮の奇形、癒着の状態なども分かります。
軽い癒着を剥がしたりポリープの切除もできます。

 


腹腔鏡検査

卵管の癒着や子宮内膜症があったり、不妊の原因が分からない場合などに、骨盤内や卵管・卵巣周囲に異常がないかを確認するための検査です。
お腹に小さな穴を数カ所開け、そこから内視鏡を挿入して診察します。

体外受精や顕微授精へステップアップする前に受けることが多いです。
腹腔鏡なので体への負担は少ないですが、3日程入院します。

 


卵管鏡検査

卵管閉塞の疑いがある場合に、内視鏡を挿入して卵管内をチェックする検査です。
カテーテルの先のバルーンをふくらませて卵管を広げたり、癒着を剥がし、卵管の通りをよくすることもできます。

 

血液検査

採血をしてアンチ・ミューラリアンホルモンの分泌を調べることで、卵巣年齢が分かります。


精子抗体検査

フーナーテストの結果が良くない場合に行います。
精子抗体とは、精子を異物として攻撃するアレルギー反応のことです。


染色体検査

血液検査で染色体の数や構造に異常がないか調べます。

 

男性の一般不妊検査


血液検査

採血をしてホルモンの値を調べます。


一般精液検査

4~5日ほど禁欲してから採取した精液から、量、濃度、運動率、奇形、生存率などを調べる検査です。

 

 

男性の特殊不妊検査

 

血液検査

採血をして染色体の数や構造を調べます。

 


精巣組織検査

一般精液検査で無精子症や乏精子症と診断された場合、さらに詳しく調べる検査です。
精巣組織の一部を採取することで、精子が全くいないのか、造精機能の低下なのか、精管問題により精子の輸送が困難なのか分かります。

 


精管精嚢造影検査

精管の閉塞があるかどうかを調べる検査です。
陰嚢を少し切開し、造影剤を注入してレントゲンをして調べます。

 

 

おわりに

 

不妊症の検査はこんなにもたくさんあるのですね。

 

初めて病院に行かれる方は不安がいっぱいあると思いますが、ある程度検査の種類が分かっていると安心できますね。

 

不妊に悩むなら、まずは病院で検査をするべきです。

 

そこからどうするかはあなた次第ですから、後悔しないようにしたいですね。

不妊治療にかかる費用は医療保険が適用されない?

子供が欲しいのになかなかできない。

 

そこで病院で検査をしてみたら、子宮の病気が見つかってしまった、、、

 

結婚して子供のことを意識して初めて、自分に不妊系の病気があることを知る方は少なくありません。

 

そしていざ不妊治療が始まってみると、通院費がかさんだり、入院して手術しなければいけない場合もあります。

 

そんな時に気になるのが医療費のこと。

 

不妊治療にはお金がかかるって聞くけど、医療保険は適用されないのかな?

 

こんなことはなかなか相談できる相手もいなくて困ってしまいますよね。

 

そこで今回は、不妊治療にかかる費用と医療保険の適用について分かりやすく紹介したいと思います。

 

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医療保険には2種類あります

 

国や自治体の医療保険(保険証のこと)

会社員の健康保険や、公務員の共済組合、自営業者の国民健康保険のことです。

 

保険会社の医療保険(任意で加入する保険)

終身医療保険ガン保険、女性向け医療保険など、保険会社によって色々な種類があります。

 

不妊治療に医療保険は適用されるの?

 

保険会社の医療保険

 

不妊治療の場合、基本的に保険会社の医療保険は適用されません

 

不妊症は病気に含まれないからです。

 

ただし、不妊治療にかかる費用は医療保険は適用されませんが、不妊治療をすべき病気(子宮内膜症卵巣嚢腫、卵巣機能障害など)で入院や手術をすることになった場合は、保険が適用されることが多いです。

 

保険会社の医療保険に関しては、不妊治療中は医療保険に加入できない、医療保険の対象にならない手術など様々な条件があります。

 

また女性疾病特約などが付いている場合は、医療保険が適用され更にお見舞金などもある場合があります。

 

こちらは保険会社によって様々なので、心配な方は一度確認されることをオススメします。

 

国や自治体の医療保険

 

病院での基本的な診察や投薬は、医療保険が適用され治療費の3割負担で済みます

 

しかし人工授精や体外受精、顕微授精に関しては全額自己負担になります。

 

あまりに高額になるので、自治体によっては助成金の制度もあります。

 

不妊治療にかかる費用はどれくらいになるの?


不妊治療にかかる費用は人によって不妊の原因や期間が異なるため、トータルでは人それぞれになります。

 

1回の治療にかかる費用としては、

 

タイミング法   1000~3000円

人工授精    2~5万円

体外受精    30~50万円

顕微授精    60~100万円

 

となります。

 

これは妊娠するしないに関係なくこれだけの費用がかかるということであり、もし1回で妊娠しなければまたその費用がかかることになります。

 

おわりに

 

不妊治療にはかなりの費用を負担しなければいけません。

 

自治体の医療保険には助成金もありますが、地域によっては全くないところもあるのが現状です。

 

また保険会社の医療保険も、不妊治療を始める前に入っておく必要があるなど、制限もあります。

 

子供が欲しいということがこんなにも世間に受け入れられないのかと思うと悲しくなりますね。

 

もっと国を上げて不妊治療に苦しんでいる私達の支援を考えるべきではないでしょうか。

不妊治療の副作用で太ることがあるの?対策は?

不妊治療をしているとだんだん太ってきた、、、

 

あなたはそう感じることはないですか?

 

実際に不妊治療を始めてから太ったと感じる方は意外と多いようです。

 

それはなぜでしょうか。

 

そもそも不妊治療のせいなのでしょうか。

 

不妊治療の副作用で太ることがあるの?

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これには個人差があり、薬の服用とホルモンバランスの影響、ストレスで太る人もいる、ということです

 

太ると言っても極端に体重が増えるわけではないので安心して下さい。

 

不妊治療中は薬の影響で体調が悪くなったり、ストレスがたまりやすくなります。

 

中には食欲が落ちてしまう人もいますし、過食になってしまう人もいます。

 

ストレスがたまると人間は甘い物が欲しくなりますから、自分でも気づかないうちにおやつの量が増えていたり、間食をするようになっていたりしませんか?

 

このように、不妊治療の副作用だけで太ると判断できるのではなく、生活習慣の変化やストレスも関係しているということです。

 

太りやすくなる副作用の薬があるの?

 

ピル

ピルも不妊治療に使用されますが、長期間の服用はピルに含まれる女性ホルモンの影響により、太る女性が多いようです。

 

一般的に、食欲が増したりむくみが出たり、皮下脂肪がつきやすくなります。

排卵誘発剤

これも女性ホルモンが含まれているので、太りやすくなります。

 

しかしこれは薬によりホルモンの分泌を増やし、本来の不足していた分が補われることで太りやすくなっているということです。

 

排卵誘発剤のせいで太っているわけではなく、痩せていた人が本来の体重になったという場合が多いようです。

 

太りたくない!なにか対策はあるの?


一番大切なことは妊娠することですから、その為にバランスの良い食生活や適度な運動を心がけましょう。

 

またストレスを溜めこまないようにきちんと発散するように意識することも必要ですね。

 

薬の服用をやめたら体重が元に戻る場合もありますし、あまり気にしすぎてそれがストレスになってしまうのも良くありません。

 

妊娠にストレスは大敵ですからね。

 


もし、副作用で太ることがあまりにストレスになるなら、一旦薬の服用をお休みすることも必要になるでしょう。

 

ただし自分だけの判断でやめてしまうのではなく、必ず医師に相談しましょう。

 

おわりに


いずれにせよ不妊治療の副作用で太るというよりは、不妊治療のストレスのほうが影響しているのではないかと思います。

 

なかなか妊娠できない不安や、度重なる通院、薬や注射の身体的負担など、不妊治療にストレスは必ず付いて回るでしょう。

 

ストレスを感じてしまうのは仕方のないことですが、それをうまく発散できるように自分なりにコントロールすることが大切なのではないでしょうか。

不妊治療で使用されるクロミッドの副作用とは?

不妊治療の為に病院に通い出してから、身体の状態に合わせて薬を服用する機会が出てきます。

 

その中でも有名なのが、クロミッドです。

 

不妊治療をしていなくても名前くらいは聞いたことがある方もいるくらい、不妊治療の中では一番ポピュラーな薬かもしれません。

 

今回はそんなクロミッドの忘れてはいけない副作用のことについて調べてみました。

不妊治療に使用されるクロミッドの副作用とは?


クロミッド排卵誘発剤の1つで、自然に排卵することが難しい人に対して処方される薬です

 

クロミッドの効果としては、卵胞をきちんと育ててくれることや卵子排卵しやすい状態にしてくれることがあげられます。

 

不妊治療に使用される薬の中では比較的副作用が少ない為、まず最初に処方されることが多いです。

 

しかし副作用が少ないとはいえ、他の薬に比べたらということであり、副作用が全くないわけではありません。

 

不妊治療における薬の副作用は様々なものがありますから、きちんと自分で理解し納得した上で服用するようにしましょう。

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子宮内膜が薄くなる

クロミッドの副作用で一番有名なのが、子宮内膜が薄くなることではないでしょうか。

 

受精卵はふかふかの厚い子宮内膜を好みますから、薄い状態ではせっかく受精に成功した卵も着床することができません。

 

すぐに子宮内膜が薄くなるのではなく、大体3~4ヶ月目で現れるようです。

 

その間に妊娠に至れば良いですが、6ヶ月服用して妊娠しなければ他の排卵誘発剤に切り替えるか、一旦お休みすることになるでしょう。

 

卵巣過剰刺激症候群(OHSS)

クロミッドの副作用の中で一番危険なものが、卵巣過剰刺激症候群です。

 

これは薬によって卵巣が腫れて、お腹や胸に水がたまってしまう病気です。

 

自覚症状としては、体重増加、お腹の張り、腹部不快感、吐き気、嘔吐、乏尿、呼吸困難などがあります。

 

確率は低いですが、血栓症や腎不全など重症化してしまうと、命の危険がある場合もあります。

 

自覚症状があった時点で、医師に相談しましょう。

 

ただしクロミッドだけで症状がでることはほとんどなく、他にも強い排卵誘発剤と一緒に使用することで起こりやすくなります。

 

双子が生まれやすくなる

これはクロミッドを服用することで卵子が複数できてしまう為に起こります。

 

双子が生まれる確率は自然妊娠の場合は1%ですが、クロミッド服用者はなんと5%までになります。

 

妊娠を強く希望している方にとっては双子は嬉しいかもしれませんが、双子の場合は胎児にも母体にもリスクが出てきます。

 

経管粘液が減少する

経管粘液は、精子が子宮の中で動きやすくなるという働きがあります。

 

経管粘液が減少すると、精子卵子の元にたどり着く確率が低くなってしまいます。

 

頭痛、めまい、吐き気、腰痛

他に自覚症状がある副作用としては上記があります。

 

比較的我慢できるものではありますが、あまりにひどい場合は体質に合っていないことが考えられるので、無理せず医師に相談しましょう。

 

薬の副作用が原因でストレスが増えると、結果として妊娠を遠ざけてしまいますからね。

 

太ることがある

クロミッドの副作用のせいで太ったと感じる人は意外と多いです。

 

これはクロミッドがホルモンの分泌を増やし、本来の不足していた分が補われることで太りやすくなっているということです。

 

クロミッドのせいで太っているわけではなく、痩せていた人が本来の体重になったという場合が多いようです。

まとめ


不妊治療で使用されるクロミッドには、副作用が少ないとは言え注意しなければいけないことがたくさんありますね。

 

不妊治療を行う上で、安心して赤ちゃんをお迎えできるよう自分の身体の状態や薬への知識をしっかり持って臨むようにすることが大切ですね。

不妊治療でステップアップする時期とデメリットとは?

 

不妊治療をしてある程度の期間がたつと、ステップアップという言葉を耳にするかと思います。

 

実際に私は不妊治療をして1年4ヶ月になり、タイミング法とホルモン注射を行っています。(お休み期間もあり)

 

病院では、次のステップアップは人工授精だと言われています。

 

しかし私は1人目の子供をタイミングで授かっているのもあり、なかなか次のステップアップを踏み切れない状況です。

 

不妊治療をしている夫婦にとって、このステップアップの時期は大きな悩みの1つでもあるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、不妊治療におけるステップアップの時期と、ステップアップすることのデメリットについて調べてみました。

不妊治療のステップアップとその時期の目安は?

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不妊治療には様々な方法がありますが、高度な生殖医療を使いより妊娠率が上がるようにすることをステップアップと言います。

 

タイミング法

不妊治療の最初のステップです。

 

年齢が若く、排卵がきちんと行われている場合は有効な手段です。

 

大体3~6回目でほとんどの方が妊娠に至ります

 

病院の方針によっても違いますが、長くても1年程度で次のステップアップをすすめられるようです。

 

人工授精

タイミング法では妊娠に至らなかったり、精子の運動率が低い場合は人工授精にステップアップします。

 

大体4~5回の人工授精で妊娠に至らない場合は、ステップアップをすすめるようです。

 

しかし人工授精は金額もあまり高くなく、最近では気軽にトライする夫婦が増えているようです。

 

ただここで諦めきれず何回もトライしてしまい、結果として体外受精に踏み切る時期が遅くなるというケースもあります。

 

体外授精

人工授精でも妊娠に至らなかった場合は、体外授精にステップアップします。

 

最近では不妊治療をする人の年齢も高くなっていて、タイミングのあとすぐに体外受精にジャンプアップする夫婦も増えているようです。

 

理由は、人工授精の妊娠率は自然妊娠とさほど変わらないのに対し、体外受精は4~5倍に上がるからです。

 

顕微授精

これは無精子症や卵管閉鎖など、重度の不妊の原因がある場合に有効な方法です。

 

ただし特殊なケースになるので、体外受精と比べて妊娠率が高くなるというわけではありません。

 

ステップアップする時期はどう考えればいいの?


ステップアップするかどうかは、夫婦それぞれで考え方が異なります。

 

あくまで自然妊娠にこだわるのか、年齢的なリミットや不妊症になっている原因によっても変わってくるでしょう。

 

タイミングは自然妊娠に近い形だけど、人工授精は躊躇する、人工授精は抵抗なくできるが、体外受精は躊躇する、とここの二つでステップアップを悩む夫婦がとても多いです。

 

そんな時は、しっかり夫婦で子供を作ることについてよく考えることが大切です。

 

どんな方法でもいいから子供が欲しいのか、自然に任せるのでも納得できるのか、それは人それぞれです。

 

多くの場合は女性よりも男性のほうがステップアップに躊躇してしまいます。

 

そんな時は、いつまでこの方法を続けるのか、次のステップアップの時期をある程度決めておくことも必要です。

 

ステップアップのデメリットは?

 

期間が長い

ステップアップを段階ごとに進めていくうちに、多くの月日が流れてしまいます。

 

タイミングを1年行った後に、人工受精を5~6回していてはあっという間に2年ほど経ってしまいます。

 

不妊治療を始めた年齢が高い方は、2年という期間はあまりに長すぎます。

 

金銭的負担が大きい

タイミングは1回1000~3000円ですが、人工授精は3~10万円、体外受精は30~50万円、顕微授精は60万くらいになります。

 

1回だけで晴れて妊娠に至れば良いのですが、その保証もなくこの金額を何度も出すことはあまりに負担が大きすぎますね。

 

身体的負担になる

排卵誘発剤は長期間の使用は子宮内膜を薄くしてかえって妊娠しにくい身体を作ってしまいます。

 

また無理に排卵させたり卵子をたくさん作ったりすることが、果たして身体に良いと思いますか?

 

自分では気付かないうちに身体は悲鳴をあげていきます。

 

精神的負担になる

人工授精をしても妊娠できなかった、体外受精も失敗してしまった。

 

私は子供を産めないんじゃないか、、、

と考えれば考えるほど大きなストレスになって妊娠を遠ざけてしまいます。

 

まとめ

不妊治療におけるステップアップの時期は、まず夫婦できちんと話し合うことが大切です。

 

ステップアップしてでも子供が欲しいのか、その気持ちが夫婦で一致するのか。

 

ステップアップする時期を決めるのは、夫婦それぞれで違います。

 

いつまでも確率の低い治療を続けるよりも、確率の高い治療を行ってしまったほうがすぐに妊娠できるかもしれません。

 

妊娠できる時期は限られていますから、大切な時期を逃して後悔しないようにしてくださいね。

不妊治療をしていてノイローゼになりそうなあなたへ

あなたは不妊治療をしていて、自分の心を保つことができていますか?

 

私も不妊治療の経験者ですが、赤ちゃんができるまでは周囲の妊娠報告がとても羨ましかったり、街で妊婦さんを見かけると良いなあといつも思っていました。

 

中には家族や親戚から子供はまだ?と聞かれる方もいるでしょう。

 

毎月の治療を頑張っているのに、いつも生理が来てしまい、人生のどん底のように大泣き、、、

 

実際に不妊治療をしている方は、子供ができない自分への悔しさや悲しみ、周囲からのストレスなどにより、ノイローゼになることが多いようです。

 

しかしそうなってしまっては、あなたの心はストレスの塊になってしまい、肝心の赤ちゃんはやってきてくれないかもしれません。

 

では、どうすればノイローゼになるのを回避できるのでしょう。

 

不妊治療をしていてノイローゼになりそうな時はどうする?

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今の自分を楽しみ、満足できる生活をする

 

あなたは今趣味や好きなことをしていますか?

 

不妊治療でノイローゼになる方は、どうしても生活に制限をして窮屈な思いをしてしまいがちです。

 

不妊治療のことを考えれば考えるほど、よりつらく悲しくなるだけです。

 

自分で自分を追い込んでしまっているんですね。

 

不妊治療ももちろん大切ですが、自分の好きなことに打ち込み、それを忘れられる時間を持ちましょう。

 

 

ストレスを解消しよう

 

ストレスは妊娠の大敵であり、何もプラスになりません。

 

ノイローゼになりそうと自分で思っているあなたは、もうすでになっているのかもしれません。

 

そんな負の感情ばかり溜めこんでいては、どんどん悪循環に陥ってしまいます。

 

何でもいいので、とにかくストレス解消できることをしましょう。

 

オススメは運動することです。

 

例え普段運動しない人でも、身体を動かすことはとても大切だし妊娠しやすい身体づくりができます。

 

またカラオケに行ったり、ショッピングを楽しんだり、旅行したり。

 

あなたなりのストレス解消法で、自分を癒してあげましょう。

 

 

旦那さんと仲良くしよう

 

今は子供が欲しくて不妊治療を行っていますが、あなたが結婚したのは旦那さんが好きだからですよね。

 

まず、旦那さんありきの人生です。

 

子供のことばかり考えていると、旦那さんのことがおろそかになってしまい不妊治療もうまくいきません。

 

「旦那に申し訳なくて、、」と考える方もいますが、不妊の原因は半々です。

 

あなただけが悪い訳じゃないし、そんな感情を持つ必要はありません。

 

一緒に克服しようと気持ちを共にすることが大切です。

 

 

一生夫婦二人だけでも楽しいと思えるようにしよう

 

子供がいたらいたで、お金はかかるしストレスはたまるし、自分の好きなことだってできなくなります。

 

「もし子供ができなくても、夫婦二人でいたらきっと楽しいよ」と旦那さんと話をするのも良いですね。

 

決して子供ができないと人生が終わってしまう訳ではありません。

 

逆に、そう思ってしまうことが大きなストレスになり妊娠を遠ざけていると思いませんか?

 

妊娠できないかもしれないことは考えておいて結構ですが、それをひたすら不安に思いノイローゼになってしまうのではなく、そうなった時に後悔しないように今自分にできることは精一杯やりましょう。

 

そうすることで前向きにもなれるし、妊娠できる身体づくりにもつながりますね。

 

 

おわりに

 

不妊治療をしている方の精神的・身体的ストレスは、経験した人でないと分かりません。

 

自分だけが感じる劣等感・孤独感・妬み・悔しさなど負の感情のオンパレードで、ノイローゼになっても決しておかしくありません。

 

あなただけではないので安心して下さい。

 

しかし目標は妊娠することですから、いつまでもここに留まっているわけにはいきません。

 

妊娠に向けて気持ちを新たに切り替えてみてはいかがでしょう。