不妊治療に意味はある?効果的な治療をしよう!

あなたは不妊治療をしていて意味があるのかと思ったことはありませんか?    いつまで続くのか、一体どれだけのお金をかければ妊娠できるのか、治療の痛みや苦しみに耐えた先に、本当に赤ちゃんはやってきてくれるのか、、         そんな不妊治療に関する不安や疑問の解決、効果的な治療のススメを紹介します。

hCG注射の後、基礎体温はどうなるの?

不妊治療でよく使用されるhCG注射。

 

排卵誘発剤としての効果がありますが、

このhCG注射をした後の基礎体温はどうなるのでしょう?

 

上がればいいのか、下がればいいのか。

 

今回はhCG注射後の基礎体温の変化に着いて調べてみました。

 

hCG注射の後、基礎体温はどうなるの?

f:id:suisui01:20170405144405j:plain

そもそもhCG注射の役割とは?


排卵を誘発させる


hCG注射をすることで、卵巣が刺激され、

約36時間以内に排卵が起こります。


自力で排卵しにくいなどの排卵障害がある場合は

hCG注射をすることにより排卵するので、

タイミングがとりやすくなります。



黄体機能の改善


hCG注射をすると、体内の黄体ホルモンの分泌を促すことができます。


黄体ホルモンは妊娠を継続させる役割があるので

ホルモンの分泌が少ない黄体機能不全の方にはとても有効です。

 

hCG注射の後の基礎体温の変化とは?


不妊治療をしている方なら、毎日基礎体温は計っていることと思います。

 

排卵後は特に、基礎体温がどうなるかとても気になってしまいますよね。

 

でも、hCG注射後は一体どうなるのでしょう。

理想的な基礎体温

f:id:suisui01:20170217165101p:plain


妊娠しやすい方は、このような低温期と高温期の二相に分かれる

基礎体温のグラフになります。

 

排卵日を境に基礎体温が上がっていますね。

 

これは排卵したことにより、体温を上げる役割を持つ黄体ホルモン多く分泌されるからです。

 

そして子宮や子宮内膜を温め着床しやすい状態になります。

 

もし妊娠が成立すれば、そのまま高温期は継続されます。

 

残念ながら妊娠できなかった場合は、生理が来て低温期になります。


これはhCG注射を打った場合でも変わらないので、

排卵が起きていれば、基礎体温は上がり高温期になります。

 

hCG注射後に基礎体温が上がらないこともある?


hCG注射をしても、基礎体温が上がらないことがあるのはなぜでしょう?

 

排卵しなかった

 

hCG注射は、あくまで卵巣を刺激し排卵するきっかけを与えてくれるものであり、

100%排卵させれるわけではありません。

 

中には卵子の質が悪く排卵しないこともあります。

 

hCG注射が効かなかった

 

即効性があるように思えるhCG注射ですが、

打ってすぐに排卵するというわけではありません。

 

中には数日経ってから排卵することもあります。

 

私も病院でhCG注射をしたのに、排卵しなかった時がありました。

 

これには先生も困っていて、hCG注射が効かない場合もあると言われました。

 

黄体ホルモンの影響

 

排卵後は黄体ホルモンの分泌が増え基礎体温が上がりますが、

何らかの原因で黄体ホルモンの分泌が少なくなっていたり、

黄体機能が悪くなっていることがあります。

 

黄体ホルモンの分泌が少ないと、基礎体温が変化するほど

体温が上がらなかったり、ゆるやかにしか上昇しなかったりします。

 

黄体ホルモンの分泌が少なくても妊娠することは可能ですが、

着床しやすい環境ではない為、なかなか妊娠には至らないでしょう。

 

hCG注射後の基礎体温ばかりに気を取られないで!


基礎体温は自分で身体の状態を把握できる一番簡単な方法ではありますが、

そればかりに気を取られるのは良くありません。

 

なぜなら基礎体温は個人差や誤差があり、

それだけで排卵したかどうかを見極めることはできません。

 

もし排卵したのかどうか気になる場合は、

病院にて卵胞チェックしてもらうのが確実です。

 

基礎体温ばかりに気を取られると、それがストレスになってしまいます。

 

基礎体温はあくまで単なる目安と考えて、

気持ちに余裕を持っているようにしましょう。